tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

スポーツと歯並び 噛み合わせ


根津浩プロフィール
根津矯正歯科クリニック院長。臨床医として多忙な毎日を送る傍ら、学会講演、論文執筆、書籍出版を行う。おもな著書に「歯科矯正学・バイオプログレッシブ診断学」「歯科矯正学・バイオプログレッシブの臨床」など。一般書として「カッパサイエンス・歯並びが、きれいになる本」がある。

スポーツと歯並び 噛み合わせ

最近の記事
矯正治療のリスクと限…
09/08 11:53
矯正治療のリスクと限…
06/29 10:59
矯正治療を始めるタイ…
05/30 17:19
歯並びの診断
05/19 17:11
歯科矯正治療とは
05/18 12:10

Vol.1「スポーツ選手と歯科矯正」

1988年のソウル・オリンピックで、カール・ルイスが100メートルを9秒92で走り、優勝しました。このとき、彼が歯に金属のピカピカ光る矯正装置をつけて走っていたことをご存知の方がどれだけいるでしょうか。ブレース(アメリカでは、歯につける装置をこう呼びます)を、堂々とうれしそうに見せているルイスの笑顔は当時大きな話題となりました。
オリンピック直前に当時27歳の彼が矯正を受けた背景には、瞬発力のパワーアップと、体幹バランスの向上という目的があったといわれています。

以来、陸上競技に限らず、テニスプレーヤー、サッカー、ゴルフ、野球などのきわめて広い分野において、矯正治療を受けるアスリートが目立つようになりました。プロテニスプレーヤでは、2006全豪オープン女子ダブルスでカタリーナ・スレボトニク(スロベニア)とペアーを組んでベスト4まで進出した浅越しのぶ選手は、つい最近まで矯正をしていましたし、ほかにも沢松奈生子選手、高木圭郁選手など日本選手だけでも数え上げたらきりがないくらいです。

また、プロ野球では、2005年度セリーグ首位打者、新人王ダブル受賞のヤクルトスワローズ、青木宣親選手も矯正中ですし、プロゴルファーの丸山茂樹選手も矯正をして2006年のシーズンを迎えたそうです。もっとも、最近の成人矯正では、ルイスがつけていたような金属ブラケットではなく、より目立たないセラミックブラケットを使うことが圧倒的に多いようです。

良い歯並びや噛み合わせが食生活において食べ物の消化吸収を助け、健康増進に貢献することとか、歯や歯周組織、顎関節を含む顔面全体の健康維持に大きな役割を持つことは、よく知られていることだと思います。それだけではなく、良い歯並び、噛み合わせは、スポーツ医学あるいはスポーツ歯学からも、身体バランスを保ち、全身のパワーが最大限発揮できると考えられています。
投稿者 根津浩 15:00 | コメント(1)| トラックバック(0)
トラックバック
こちらの記事へのトラックバックは下のURLをコピーして行ってください。
コメント
矯正おすすめです。先生も書いてますが、私も20を越えて歯科矯正をした1人です。睡眠が深くなったのと、何よりも笑顔に自信が持てるようになりました。・・・そうそうこのコメント、決してやらせではありませんよ!
投稿者 体験談 2006/05/17 21:18
画像
画像の数字:
名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:
2006年 5月  >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
カテゴリ別アーカイブ
  • 日記(0)
最近のコメント
今日はクリスマスイブ…
出 会 い 12/24 12:15
必死こいてアフィリや…
スンズ 12/19 17:20
根津さん大変ご無沙汰…
おおがいファミリー 05/08 00:45
私は3年間の矯正を終…
Tida 02/04 20:20
先生のブログを読んで…
心から感謝 07/28 00:04
最近のトラックバック
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。